どうもみなさんこんばんみー。
今日は僕の失敗談を紹介しようかとおもいます。
具体的にいいますと、【ロードバイク】を買ったことについてです。
購入して数回乗っただけで、今は自宅の部屋に眠っています…。(野外で放置できないのがこれまためんどくさいww)
それでは行ってみましょう!
まず、自転車の種類について
自転車と一概にいえども、様々な種類があります。
- 主婦や学生に人気のある【ママチャリ】
- 山やオフロードなどの悪路を走ることを目的とした【マウンテンバイク】
- 都市部や街中での移動に快適な【クロスバイク】
- 長距離での移動を目的として、余分なものは全て排除した【ロードバイク】
代表的なのはこの4種類ではないでしょうか。
他にも、
タイヤを極端に太くした【ファットバイク】
変速機がなく、ダイレクトに漕ぐ力を伝える【ピストバイク】
などがあります。
それぞれで使用目的や乗り心地も変わってきますので要注意です!
僕が失敗した理由
前述にもありました通り僕は【ロードバイク】を買いました。
使用目的は、
- 晴れた日の通勤
- 休日に少し離れた場所へのサイクリング
だが、その考えが甘かった!
まず、朝の通勤。
サンサンと陽が照る中、必要な物を詰め込んだリュックを背負い僕は会社へと向かいました。
車で30分の道のりも50分ほど掛かるためいつもより早く家を出なければなりません。朝が弱い僕にはこの時点でかなりの苦行でした。
ロードバイクに乗ってみると分かるのですが、地面の凸凹の反動がかなりダイレクトに伝わってきます。そもそもサドルが硬いです。座って漕いででいるとまず尻が痛くなること間違いなしです。
そして、街中を通る時に信号待ちがある為思うように前進できません。何よりも一番怖いのがタイヤの「パンク」です。ロードバイクは自転車の中でも特にパンクがしやすい部類です。なので、パンクに対処する道具は必須です。
よくロードバイクの人が歩道が空いているにも関わらず、車道の路側帯を走っている事ありますよね?本来それが正しいルールでもあるのですが、もう一つ大きな理由があります。
「歩道は意外とガタガタ」だからです。正直、段差がかなり多いのでいつパンクするかとヒヤヒヤしながら走らないといけません。なのでより平坦な車道側をどうしても走りたいのです。
数々の苦難、苦境を乗り越え、ようやく会社に着いた僕。やけに背中に違和感を感じリュックを下ろしてみると、
「背中が汗でビッチャビチャやないか!」
替えのTシャツを念のためもってきていたからいいもののここまでだとは思っていませんでした。リュックを背負ってロードに乗る方は、背中が蒸れて絶対汗をかきますので要注意です!
朝一番から汗をかいて仕事に入るのはとても不快感があり、この時点で
「あ~、うん。通勤には向かないな」と思いました。
会社にシャワー室があったり、すれば話は別ですが…。
では、次に。
休日に少し離れた場所へのサイクリング!
にわかあめ
さあ、自転車に跨って…。
とはいかないんです!
まず、ロードバイクの保管場所は基本的に室内が適しています。理由としては、雨や湿気で錆びるのを防止したいのと、盗難防止です。
基本的にスポーツバイクというのは一般的なママチャリなどと比べて値段が高価でかつ、軽量です。パーツも個々で付け替えたりすることができるので、取り外しも容易です。
つまり、売ると高価で、楽々と持ち去ることができてしまう。
正に盗人にとってはうってつけの自転車なのです!!
少し話が逸れてしまいましたが、まず家から担いで外に出さなければなりません。さあ、外に出しました。
にわかあめ
ちょっと待った!
【タイヤの空気圧を必ず確認してください!】
ロードバイクには専用の空気入れがあり、タイヤの横に書いてある適正な空気圧をいれてやらないと、パンクの原因になってしまいます!
この時点でめんどくさい事この上なしです。
しっかりと目盛を見ながら前後のタイヤに空気圧を入れました。
さあ、出発!
早速、歩道から出る僕。
車道脇を走っていると、車がビュンビュン通り過ぎるので結構怖いです。
クロスバイクの独特な前傾姿勢も慣れが必要です。更にロードバイクは「ドロップハンドル」といわれる特殊なハンドルの形状をしているので、車体のコントロールがこれまた難しい。
正直、僕みたいな街乗り、通勤程度なら「フラットバー」といわれる真っ直ぐなハンドル形状の方がいいです。上体が起こせるので運転しやすいです。
そんなこんなで、ちょっと休憩に、コンビニへと立ち寄る僕。
ここでまた問題が発生!
ロードバイクにはスタンドがないんだった!
なので、ロードバイクは壁等に立てかけて駐車するのが基本です。
立てかけるものすらないときは、寝かせるしかありません…。
コンビニで飲み物を購入し、外にでてさっき駐車したロードバイクを見ると…。
「!?」
「無い!!どこいった?もしかして盗まれた!?」
なんてことにとならない為にも、必ず頑丈なチェーンでのロックは忘れずに行いましょう。できれば地面に固定されたものと自転車を結ぶのがおすすめです。じゃないと、車体が軽いので、簡単に盗られてしまいます!
なんとなく、ロードバイクが街乗りや通勤に適していない理由が分かってきましたか?
- 朝が弱く気軽に自転車で通勤できると思い込んでいた。
- ロードバイクは速いが、意外に会社まで時間が掛かった
- 通勤後の汗の処理
- パンクが怖い(下手すれば遅刻する)
- めっちゃ汗かく
- 出発前の準備などが面倒
- 前傾姿勢が辛い
- 気軽に自転車を停められない
- 盗まれるのが怖い(これが一番)
もちろん個人差はあると思いますが、よく考えてから買うことをオススメします。ロードに乗りたい衝動は抑えましょう。
各種類別、どういった用途で使うのか?
散々失敗談を語りましたが、じゃあどういった人がどの自転車に合っているのか前述した4種類の自転車に当て嵌めていきましょう!
ママチャリ編
にわかあめ
- とにかく気軽に乗りたい人
- 買い物や、荷物を持って移動する人
- 安く抑えたい人
マウンテンバイク編
にわかあめ
- 悪路や山を走りたい人
- 頑丈で壊れない自転車が欲しい人
- ゆっくりと走りたい人
クロスバイク編
にわかあめ
- 街中を走りたい人
- ある程度のスピードが欲しい人
- ロード程本格的じゃなくてもいい人
ロードバイク編
にわかあめ
- 本格的に走りを楽しみたい人
- とにかくスピードが欲しい人
- 自転車を趣味にしたいと考えている人
- カスタムに興味のある人
具体的にいくらくらいかかるのか?
すいません。随分と前ですのでうろ覚えです。
まず、車体代として、10万円。
(大体7万~くらいがロードバイク選びの基準です)
その他、備品
ライト 5000円 (夜間走行に必須)
手袋 3000円 (ちょっと慣れたくらいに買いました)
スタンド 2000円 (室内保管用)
ビンディングペダル&専用シューズ(正直いらなかった)
16000円
サイクルコンピューター (距離とか速度が分かる)
10000円
サイクルパンツ (ちょっと痛みが和らぐ)
3000円
専用空気入れ
8000円
チューブ替え (パンクした時に必須)
2000円
その他、諸々
10000円程??
とまあ、全て合計致しますと…
159,000円也
Oh…。
一度に全て買った訳ではないですが、少なくとも
ライト、スタンド、パンク用品、専用空気入れ、ついでにヘルメットも必須でしょうし、防犯登録もお店でしてもらいましょう。色々含めますとプラス3万円~5万円程は考えておいたほうがいいと思います。財布と相談しながら吟味し、安全性はしっかりとしていきましょう。
これから始める人への注意点
それでは、最後に。
どうしてもロードバイクが欲しい人への注意点を挙げていきたいと思います。
- 本格的に走りを楽しみたい人はロードを買う。
- 車体代+αが結構痛いので、無理に買うのはやめよう。
- 気軽には乗れません。メンテナンスは必要です。
- 室内又は、雨風をしのげる保管場所が確保できるかどうか確認。
- 予想以上にスピードが出るので、絶対にヘルメットは被ったほうがいいです。大怪我に繋がります。
- 独特な姿勢が慣れるまで大変。ケツも痛い。
- スタンドが無いので、停める場所に困ります。
とまあ、こんな所でしょうか。
ちょっとマイナスな要素が多い気もするんですが、あくまでこれは僕の個人的な感想ですので、用途にあった乗り方さえすれば楽しいと思います。
とにかく今回強調して伝えたいのは、僕のように。
にわかあめ
なんて、甘い考えで買ってしまうと、後々後悔しますということです。そういった方はおとなしく「フラットバー」の「クロスバイク」にしておきましょう。値段もお手ごろですし。
みなさんの自転車選びの参考になれば幸いです。
ではまた!!